QWERTY患者(完治)の日記

DAPやイヤホン、カメラ関連についてだらだらと書いています。

LDAC接続のもう一つの選択肢、Anker Soundcore Liberty 3 Pro

Anker……正直、モバイルバッテリー位しか思い浮かびませんでした。
いや、TWSをリリースしていたのは知っていたのでしたが、安価なものが殆どで眼中に無かったのです。
そのAnkerからLDAC対応のTWSがリリースされ、機会があれば入手してみたいと思っていました。
たまたま覗いたフリマアプリで断捨離される方が比較的安価で出品されていたので、これ幸いと購入させていただきました。
その名も「Soundcore Liberty 3 Pro」。
Soundcore Liberty 3 Prowww.ankerjapan.com





USB端子横には手動ペアリング用のボタンがあり、アプリで自動接続出来ない場合でもペアリング出来るようになっています。
因みに所有しているHiBy R6 Proでは自動でペアリング出来ませんでしたのでお世話になりました。


イヤーピースはカチッと嵌めるタイプになっており、社外品は合わないようになっています。
ただし純正品でもイヤーピースは柔らかく耳当たりは悪くありません。
このTWS、アプリがすげーです。
先ずはイヤホンが耳に合っているか、検出出来ます。まぁこれはSONYでもありますが。




はい、左右ともに最適な密閉感だそうです。
ノイズキャンセルについては、自動で強弱を調整するモード、手動で設定するモードの2つがあります。


最適化の調整も出来るようです。騒音のある場所でテストして自動で最適化してくれるそうです。



次に、イコライザーの調整ですが、HearIDというものがあり、聴こえかたにあわせて調整してくれるという代物。
簡単に言うと聴覚検査みたいな物です。ピーピーピーとかおなじみの音が聞こえるか聞こえないかで調整します。






自分のテスト結果では、高音が持ち上がってしまうので、良く聴く音楽ジャンル(ロック)で調整しました。
勿論イコライザーのスライダーで調整も出来ます。
HearID ANC テストというものもありHearIDをもとにノイズキャンセリングを最適化するものです。




あとは肝心の音質、LDAC接続にする設定を忘れずに。

1週間ほど聴いてみた感想ですが、結構高音寄りです。
ハイレゾ音源(特にMQA)の女性ボーカルの音源は非常にいい音だと思います。
エージングはもう少し必要かとも思いますが、恐らく傾向は変わらないと思います。
装着感はウイングの効果もあり非常に良いです。落とすなんて事は無いでしょう。
あとLDAC接続品質はかなり良いです。SONYと互角と言えます。

良いことばかり書きましたが、う〜んと言うところも若干あります。
先ず、LDAC+ANC接続だとイヤホン本体で3時間しかバッテリーが持たないこと。結構電池食いです。Ankerなのに。
あと音声ガイダンスが無いので、モードの切り替えがわかりずらいこと。このあたりはSONYに軍配が上がります。
ファームウェアのアップデートで改善されませんかね?